このセリフ、幼い時は「何でもっとカッコいいこと言えないだろう。コンバトラーVとかだったら悪者は偉い人の命令しか聞かないのに。」と思っていた正にその箇所なんですよ。 考えてみると岡田氏の解説を聞くと酒のツマミみたいエピソードなんですよね。酒自体は未成年は当然飲むことはもちろん提供は出来ない。ただそのアテになるものは親父のそばにいてご相伴は出来る…が当然アルコールあっての存在であって子供の口に合う訳ではない…そんな大人な味をあえて監督は我々に提供している。 そして現在に至り社会で良くも悪くも揉まれた今では初めて理解出来る…そんなやり取りなんだと思います。
劇場版だけど、この後快調に笑いすぐに部下に指示を出すドレン。 でも次のシーンで深刻な顔で「部下たちを怯えさせてどうなる」と1人呟く。巡洋艦3隻の小規模艦隊とはいえ、本来尉官が指揮する兵力規模ではない。それだけジオンに将校がいなくなっていて、大尉で叩き上げのドレンが指揮するしか無くなっている。当然部下たちの多くは新兵や学徒兵だろう。 目の前には単艦とはいえ武名高いWB。ドレンがノーマルスーツを着る=艦の気密を破られる事態=被弾を覚悟していると兵に見られると恐慌状態になるかもしれない。そしてぶっちゃけ数はともかく実効戦力では明らかにWBに負けている。 そのような極めて厳しい状況判断を飲み込んで努めて明るく不安など何もないように振る舞っているドレンの苦しい胸の内も滲むんよね、この辺りのやりとり。
ドレンがサラリーマンとして上手いのは、年下の上司(シャア)に対し、媚びること無く、気やすい話し方で接することで、シャアも年上の部下に対して無用な気の使いようをしなくて良いこと。ドレンは豪胆な性格で、上司が年下だろうが年上だろうが、上司との接し方を変えたりしない。そのようなところも、シャアがドレンを気に入っている理由。たぶんガンダムシリーズの中で唯一、シャアが全面的に信頼した副官がドレン。
このセリフ、幼い時は
「何でもっとカッコいいこと言えないだろう。コンバトラーVとかだったら悪者は偉い人の命令しか聞かないのに。」
と思っていた正にその箇所なんですよ。
考えてみると岡田氏の解説を聞くと酒のツマミみたいエピソードなんですよね。
酒自体は未成年は当然飲むことはもちろん提供は出来ない。ただそのアテになるものは親父のそばにいてご相伴は出来る…が当然アルコールあっての存在であって子供の口に合う訳ではない…そんな大人な味をあえて監督は我々に提供している。
そして現在に至り社会で良くも悪くも揉まれた今では初めて理解出来る…そんなやり取りなんだと思います。
ムサイは駆逐艦じゃなくて軽巡洋艦じゃね?
劇場版だけど、この後快調に笑いすぐに部下に指示を出すドレン。
でも次のシーンで深刻な顔で「部下たちを怯えさせてどうなる」と1人呟く。
巡洋艦3隻の小規模艦隊とはいえ、本来尉官が指揮する兵力規模ではない。それだけジオンに将校がいなくなっていて、大尉で叩き上げのドレンが指揮するしか無くなっている。当然部下たちの多くは新兵や学徒兵だろう。
目の前には単艦とはいえ武名高いWB。ドレンがノーマルスーツを着る=艦の気密を破られる事態=被弾を覚悟していると兵に見られると恐慌状態になるかもしれない。
そしてぶっちゃけ数はともかく実効戦力では明らかにWBに負けている。
そのような極めて厳しい状況判断を飲み込んで努めて明るく不安など何もないように振る舞っているドレンの苦しい胸の内も滲むんよね、この辺りのやりとり。
ドレンがサラリーマンとして上手いのは、年下の上司(シャア)に対し、媚びること無く、気やすい話し方で接することで、
シャアも年上の部下に対して無用な気の使いようをしなくて良いこと。
ドレンは豪胆な性格で、上司が年下だろうが年上だろうが、上司との接し方を変えたりしない。
そのようなところも、シャアがドレンを気に入っている理由。
たぶんガンダムシリーズの中で唯一、シャアが全面的に信頼した副官がドレン。
ドレン長生きしてシャアの側近として逆シャアぐらいまで出て欲しかった
この辺の大人の職業人同士のやり取りっぽい台詞、好きだな。あと、「やはり大佐は宇宙がお似合いですなぁ」とか。
ガンダムは見直す度に発見有るよねぇ…